伝統料理を守る、スローフードの考え方

意識してもおかしくはない

そもそもスローフードという運動が登場したのには訳がある、それも日本も決して例外ではない。当たり前のように普及している飲食店チェーンの存在と、大衆食堂的な食事処で食べられる存在が時代を経るごとに後者が激減する事態に見舞われる。東京などは良い例で、かつてこの地域で親しまれていた郷土料理を楽しもうと思ったら、その店を探すのも骨が折れる。見つけたとしてもそれが本当に当時の味を再現しているかと考えると、やはりどこか違和感を覚える。発祥の地であるイタリアでもそうだった、現代における食文化があまりの変容ぶりとこれまで長い時間を掛けて積み重ねられていった食文化が遺物とばかりに追いやられてしまう現況に待ったをかけたことで、運動が普及するきっかけを作り出す。

便利さを追求した代償といったところだが、それを疑問に思った人がどれほどいるだろうか。日本ではおそらくそのことを気にかけている人はほぼほぼ少数と断言してもいいだろう。かくいう筆者も特別そのことに疑問を抱いたこともない、かといって郷土料理を否定する気もない。個人的には両方のいいところを受け入れている、というよりは無関心だというべきかもしれない。自国のことなのにと感じるが、そう考えている人は決して少なくはない。

食文化についてもそうした便利さ、いわゆる『ファストフード』といった概念があまりに人々の認識に当然として容認される現状を憂いたからこそ、スローフード運動を展開することになった。

具体的な理念

ファストフード、今でいうところのマクドナルドやケンタッキーといった店舗のことを指している。これらを愛好している人もいるだろう、前者については最近かなり危うい状況になっているが、今回のテーマではとてもいいサンプルでもある。どういうことかというと、現在のマクドナルドがおかれている状況とスローフード運動の理念となるべき具体的な目的を示す上で非常に便利な天秤の錘と課しているのだ。

少し前ならそんな比較をすることも出来なかったが、今だからこそマクドナルドのようなファストフード店の功罪を改めるべきだとする、スローフードが役立つ時でもある。そもそもスローフードと呼ばれるものがどういった目的意識を持って行われているか、その役割をまずは理解しなければならない。

スローフード運動の理念

  • 現代食による、偏った食環境を見直す
  • 地域の中小生産者を保護、消費者へ質が良い安全な食材を提供する
  • 各地域の伝統的な郷土料理・食材を守る
  • 消費者の食に関する意識を高める

ファストフード店もいいが、食事は人間にとっても生産活動を行う上で非常に大切な行動だ。その原理を支えるための力を蓄える手段として、食事は常に質が良く、安心安全な食材を利用していればなお良い。そしてそんな食事を支えている食材を生産している生産者、生み出された食材を利用して調理された料理の価値を再認識し、便利という枠の中で限定されていた食生活を健康的な方向へ軌道修正を図るきっかけにして欲しいと、そんな願いが込められている。

考えたこともなかったかもしれないが、食事のあり方とは本来はこれが究極的な理想なのだ。ただ生活が忙しいとどうしても飲食店やコンビニなどのファストフードへと足を運んでしまう。再三言っているが悪いことではない、要は程度の問題だ。程よくどちらの食事を利用し、よりスローフードと呼ばれる伝統的な食事を摂取するよう心がけるだけで人の食生活は劇的な変化を迎えると考えられているからこそ、日本でも推し進められている。またそうした運動をさらに後押しする出来事がここ最近になって、事件として表沙汰に出てきた。

飲食店チェーンのコンプライアンス

よく知っていると思うが、昨年から今年にかけて先述のマクドナルドが提供していた食事に使用していた食材に問題を内包し、何食わぬ顔で販売していたことが判明する。その後、調理している最中に混入したと言われる異物騒動も連続して発生し、人々はこれまで当たり前のように使用していた飲食店へ疑惑と不信を抱くこととなった。しかしマクドナルドはそうした問題が発生しても、原因について釈明することもなく、また顧客に対して万全な状態で提供していたと主張するといったお粗末すぎる対応をした。その結果、現在のマクドナルドは深刻な客離れを引き起こしており、売上も尋常ではない赤字を叩きだしている。

ファストフードの代表格としてこれまで絶対的な地位を誇示していた店舗の凋落がついに始まったと、筆者はそう見ている。この騒動は今回のスローフードという運動の大切さを理解するのは十分すぎる案件となる。より安全で安心な食事をしたいと小さな子供を持つ親にとってはそう考えている。今回の件をマクドナルドが自社に責任の一端はないとばかりに、代表取締役が公の場で釈明することもなく、顧客に不快感をもたらした結果が現在に繋がっている。

食事情による不祥事ではこういった不遜な態度は足元を掬われる。過去、飲食点が引き起こした事件や事故であたかも自分は被害者であると主張する起業家たちは大抵が最悪の結末を迎えている。こうした事態を巡って、昨今の飲食店ではこれまで以上に安全かつ安心して食事ができるよう、徹底的な配慮がなされることになった。消費者を敵に回すのではなく、彼らを味方につけるため日々企業のコンプライアンスはそうした方面へシフトするように仕組まれている。

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